場所打ち杭は、安定液を使用しない工法もありますが、大深度・大口径の杭に適用される、アースドリル工法・リバース工法等で

は安定液を使用して掘削し、孔内へ鉄筋篭を建込みトレミー管を使用しコンクリートを打設して杭を構築します。

安定液に要求される機能は、地下連続壁の場合と同様です。

シールド工法とは、シールドマシンにて地盤中にトンネルを構築する工法で、シールドマシンを地中に水平方向に掘進させ、

土砂の崩壊防ぎながら内部で覆工作業を行いトンネルを築造していく工法をいいます。

泥水シールド・加泥シールド工法で必要とされる地盤の崩壊を防止する高機能の添加材を提供しています。

地質調査や深井戸掘削ボーリング、地震対策などの地盤改良、薬液注入、下水道などのインフラ整備に欠かせない推進工事等があ
ります。
これらの工法の特徴を生かした材料を開発し、各市場に提供しています。
また、汚染土壌の浄化工事や除染された土砂を含む残土や汚泥のリサイクル（いわゆる流動化処理土）の技術開発に取り組み独自
の実績を重ねています。
いずれにしても、掘削面の土砂の崩壊を防止する目的が多く工法に適した材料を提供しております。